シェラック再塗装〜Taylor
テイラーのギター、塗装が浮いて剥がれることがあります。これを剥がしてシェラックに再塗装していきます。(トップ面だけ)
ネックの付け根も浮いていました。
これからパリパリと割れが広がってくるような感じです。
オーナーの方にネックを外していいと言ってもらえたので、テイラー独自の特殊なネックジョイントを外します。
オーナーの方にブリッジも剥がしていいと言ってもらえたので、剥がします。
おかげで、サンディングがしやすかったです。もちろん塗装もしやすいです。
シェラック下塗りです。ブロンドのシェラックで塗装していきます。最初は目止めのような意味合いもある感じです。
乾いては、また下塗り。層を厚くします。
乾いては塗り、研磨を繰り返します。
本塗りの4分の1が終了しました。つやは鈍いです。
本塗りの半分くらいが終了しました。ややつやが出てきました。
本塗りの4分の3が終了しました。景色が映り込むようにbなってきました。
ほとんど塗りは終了のところです。厚めに塗り重ねています。これから5000番以上のサンドペーパーでサンディングしていきます。最後は、コンパウンドで磨き上げます。
コンパウンドまで終わり、ネックを組み上げ、ブリッジを貼り、弦も張り終えました。やはり綺麗なギターです。
ボディにつやが戻って生き返りました。
サイドの木目も美しいギターです。
つやがあるギターは見ていて気持ちがいいです。